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中学入学前の習い事の見直し 小6の冬に確かめること

小学6年から中学1年は、習い事の続け方を見直しやすい時期です。部活動の休日の変化や、国の調査にみる費用の違いをふまえ、入学前に確かめることを整理します。

なぜこの時期に見直すのか

小学校から中学校に上がると、一日の流れが変わります。授業のコマ数が増え、定期テストが始まり、部活動の時間も加わります。小学生のころと同じ曜日・時間のまま習い事を続けると、帰宅が遅くなったり、休む日がなくなったりすることがあります。

見直しは、やめることが目的ではありません。続ける、回数を減らす、曜日を変える、別の教室に移るなど、選べる形はいくつかあります。

国の調査にみる、小学校と中学校の費用の違い

文部科学省「子供の学習費調査」(令和3年度)では、保護者が1年間に子ども1人あたりに支出した学校外活動費の平均が学校種別に示されています。公立の場合は次のとおりです。

区分学校外活動費(年額の平均)
公立小学校247,582円
公立中学校368,780円

これは全国の平均で、習い事のほか、学習塾なども含みます。1つの教室の月謝ではありません。ただ、中学生になると学校外の支出が増える傾向があることは読み取れます。

年間の支出は、中学入学を境に変わりやすいため、入学前に家計の見通しを立てておくと安心です。

中学の部活動は、これから変わっていきます

中学生の習い事を考えるとき、部活動の動きは欠かせません。鹿児島県教育委員会は令和8年6月に、部活動と地域クラブ活動の方針を公表しています。それによると、令和8年度から令和13年度までの6年間が「改革実行期間」とされ、休日の学校部活動は、原則としてすべてで地域展開を目指す内容です。

この方針には、地域クラブ活動に参加費が設定される場合は「可能な限り低廉」であることも、認定の要件に入っています。休日の活動が学校から地域へ移る場合は、これまでの習い事と日程が重なるかどうかも確かめておく必要があります。

見直しの前に、本人と確かめること

習い事を続けるかどうかは、保護者の都合だけで決めず、本人の考えも聞きます。ただし、中学の生活がまだ想像できない時期なので、聞き方に工夫が要ります。

続ける、減らす、変える、それぞれの考え方

続ける場合

曜日や時間を、中学の時間割に合わせて組み直せるかを教室に聞きます。中学生向けのクラスや進級の区切りがあるかも確かめておきます。

減らす場合

週2回を週1回にするなど、回数を減らして続ける方法もあります。教室によっては回数の変更に手続きが要るため、申し出の時期を確かめます。

変える場合

中学生になると、関心が変わることもあります。小学生のうちに続けたことは、無駄になりません。次に始めるときは、体験レッスンで雰囲気を見てから決めます。

次にやること

  1. 入学予定の中学校の説明会や配布資料で、部活動の曜日・時間・休日の扱いを確かめます。
  2. 今の習い事の教室に、曜日変更・回数変更・休会・退会のルールと申し出の期限を聞きます。
  3. 本人と話し合い、「続ける」「減らす」「変える」のどれにするか、期限を決めて考えます。
  4. 新しい習い事を探すときは、教室をさがすで曜日を絞り込み、体験レッスンの日程を確かめます。
  5. 迷ったときは、習い事のやめどきやはじめての習い事ガイドも参考にしてください。

費用や制度は変わることがあります。部活動や地域クラブの最新情報は、お住まいの市の教育委員会でご確認ください。

出典・参考にした公式情報

  1. 鹿児島県教育委員会「鹿児島県部活動及び地域クラブ活動の推進等に関する方針」(令和8年6月)
  2. 文部科学省「子供の学習費調査結果のポイント(令和3年度)」
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