習い事の行き帰りの安全 徒歩・自転車・夕方の帰り道
習い事の行き帰りを子どもだけで歩く・自転車で通うとき、親が先に決めておきたいこと。ヘルメットの努力義務や県警の防犯ポイントを、公式情報で整理します。
行き帰りは「教室の外」の時間
習い事の曜日や月謝は教室で確かめられますが、教室までの道のりは家庭で決めることになります。共働きだと、送迎の人手が足りず、子どもだけで通う日が出てくることもあります。
通い方は、大きく三つに分けられます。
| 通い方 | 先に決めておきたいこと |
|---|---|
| 徒歩 | 道順、立ち寄らない約束、帰宅の連絡 |
| 自転車 | ヘルメット、通る道、夕方以降の灯火 |
| 送迎(家族・バス・公共交通) | 乗り降りの場所、遅れたときの連絡先 |
自転車で通うときのヘルメット
警察庁によると、令和5年4月1日の改正道路交通法の施行から、全ての自転車利用者にヘルメット着用の努力義務があります。罰則のある義務ではありませんが、国が着用を求めています。
同じ警察庁のページには、次の数字が載っています。
- 自転車に乗っていて亡くなった人の約5割が、頭部に致命傷を負っている
- 自転車事故で主に頭部を負傷した死者・重傷者のうち、ヘルメットをかぶっていなかった人の割合は、かぶっていた人の約1.7倍(令和3〜7年の5年間の合計)
ヘルメットは、SGマークなど安全性を示すマークがついたものを選び、あごひもを締めて使うよう案内されています。習い事の荷物が多い日は、ヘルメットを置く場所や持ち運び方も、教室に聞いておくと困りません。
徒歩・夕方の帰り道で決めておくこと
鹿児島県警察の「子供のための防犯ポイント」には、次のような内容があります。
- 見通しの悪い公園や人通りの少ない道は、待ち伏せしやすい場所になるため注意する
- 犯人は子どもが一人になるところを狙うため、複数で行動する
- 不審者に出会ったら、相手と距離をあける
- 防犯ブザーや防犯ホイッスルを鳴らす
- 「子ども110番の家」に駆け込む
- 「いかのおすし」(知らない人について行かない、車に乗らない、大声で叫ぶ、すぐ逃げる、知らせる)を守る
このページに、時間帯ごとの注意は書かれていません。帰り道の明るさは季節や教室の終了時刻で変わるので、編集部は「遅い時刻の日だけ送迎にする」といった家庭ごとの基準を作っておくとよい、と考えます。
送迎に切り替える基準を作る
毎回送迎できなくても、日によって使い分けることはできます。たとえば次のように、基準を先に決めておきます。
- 終了時刻が日没ごろ以降になる日は、家族が迎えに行く
- 雨や雪の日は、徒歩・自転車をやめる
- 体調が悪い日や荷物が多い日は、送迎にする
送迎ができない日が重なるなら、曜日や終了時刻を変えられないか、教室に相談できます。くわしい曜日の組み方は、共働きの習い事送迎で整理しています。
次にやること
- 習い事の曜日ごとに、終了時刻と帰宅時刻を書き出す
- 子どもだけで通う日、送迎する日を分ける
- 親子で一度、教室までの道をいっしょに歩くか、自転車で通ってみる
- 体験レッスンのときに、教室の自転車置き場、終了後の待ち合わせ方法、遅れたときの連絡先を聞く
- 曜日や時間帯から候補を絞るには、教室をさがすを使う
出典・参考にした公式情報
教室の情報は、公式サイトや市・団体の公開情報をもとに確認日を添えて載せています。内容が変わっていることがあるため、最新の情報は各教室にご確認ください。